2023年7月18日
目次
⒈サウナハットとは「サウナで被る帽子」のこと
サウナハットとは、その名の通りサウナ室内で被る帽子のことです!
日常的にサウナに入るフィンランドやロシアなどでは一般的なアイテムですが、日本でもサウナブームの到来とともに見かけることが近年は増えてきました。一般的にはお椀型の形状で、頭をすっぽりと覆います。近代のサウナハットは、デザインや素材のバリエーションが豊富で、サウナをより快適に楽しむために様々な工夫がされた製品が多数あります!
●サウナハットはロシアが発祥
サウナ発祥の地はフィンランドですが、サウナハットの発祥の地は、ロシアといわれています。
ロシアのサウナハットは、羊毛などの天然素材で作られ、サウナ熱に耐えるために、しっかりとした作りになっています。ロシアのサウナは温度が高く、そこで熱から体を守るために帽子やグローブなどを使用するようになり、サウナハットが誕生したとされています。
●「北欧・ロシア」から日本独自のデザインのサウナハットまで
今日では、世界中のサウナ施設でサウナハットが利用されています。日本では特に近年のサウナーブームで多くのサウナハットが誕生しました。元々は、北欧などの国々で伝統的な素材である羊毛や麻、リネンなどの天然素材から、作られ、日本のサウナブームでは人工素材や混紡素材のものが多く誕生し、現在では様々な種類があります。また、デザインも伝統的ものから、より現代的でスタイリッシュなデザインのものまで、多様なバリエーションがあります。
2.サウナハットを被るべき「2つの理由」
では、サウナ室ではサウナハットは必ずかぶらなければいけないのでしょうか。実際は近年のサウナブームまでは、日本ではほとんどサウナハットは使われていませんでした。加えて、私自身も月に4、5回ほどサウナに行きますが、被っている人は全体の3割くらいかと思います。そのため必ずしも被る必要はないです。しかし、サウナハットをかぶらないでの利用は意外なデメリットもあります。今回はその代表的なデメリットを2点お伝えします。
●のぼせてしまうことがある
熱を浴びた、頭部の温度上昇により、のぼせてしまう可能性があります。サウナ室は90°以上の高熱な空間な場合もあり、慣れていないと熱でのぼせをおこしてします可能性があります。のぼせは急な温度変化でも起こる可能性はあるので、サウナハットの「あり」、「なし」に関わらず、サウナの前後は体調を万全にし水分補給を忘れずにしましょう。
●髪の毛がダメージを受ける
温度が高いサウナ室では、熱に弱い髪にとっては負担が大きいです。室内が乾燥している場合、熱変性により髪のタンパク質が硬くなり髪の水分が抜け、パサパサ状態になることもあります。
対策としては、髪の保湿を徹底する必要がありますが、そもそも乾燥を防ぐために保湿液やヘアオイルをつけて、サウナに入るのはそもそも悪臭などの原因にもなりますのでそのような方法もお勧めできません。
●注意点まとめ
・慣れていないと「のぼせ」てしまう
・髪の毛がパサパサになることもある
・ヘアオイルなど付けてサウナに入るのはNG
・サウナハット「あり」「なし」に関わらず、水分補給を。
3.サウナハットがあると「おすすめな」3つの理由
サウナを日常的に利用している20〜50代の男女448人を対象としたRotir株式会社の調査によれば、サウナハットを利用したいと回答している方が73%。残りの27%の方が「あまりそうは思わない」「そうは思わない」と回答しています。なぜサウナハットを利用したいと思わないのかというアンケートでは「サウナハットの効果を知らない」が44.3%とトップになりました。そこで、この章では、サウナをより効果的に楽しむためのサウナハットの優秀な効果をご紹介してゆきます。
転載 引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000102339.html
●より効果的な発汗をすることができる
サウナハットを着用することにより、サウナ室内ではより体内の熱を逃がさず、効果的な発汗が可能になります。サウナ室内で温まっていると次第に、頭部から熱が逃げてゆきます。そのため、体の中から温まり切らずに熱の伝導の効率を下げる可能性があります。そのため、より効果的な発汗のために、サウナハットを被り熱を頭頂から逃がさないことにより発汗を促します。発汗による免疫力アップなど、サウナの健康効果をより一層高めることができます。
●頭皮と髪のダメージを軽減する
ロウリュによる血行促進や汗の排出により、肌の新陳代謝が促進され、美肌効果が期待されます。
●心理的なリラックス効果が得られる
サウナハットは頭部を包み込むようにフィットするため、頭部を温める効果があり、心理的にもリラックス効果があると言われています。サウナに限らず、一般的に、頭部を温めると、心理的に安心感やリラックス効果を得ることができます。しかしサウナハットを着用した結果リラックス効果があるという科学的な研究に基づく根拠はネット上では発見できませんでしたが、多くの人サウナー<サウナ好き>がサウナハットを被っていることで心理的なリラックス効果を感じているとネット上での声を聞きます。
●サウナの熱で免疫向上効果がある
ササウナに入ると体の細胞が熱により傷を受けます。反面その傷を修復しようとする働きが活発になってヒートショックプロテインというタンパク質が生み出されます。このタンパク質は細胞の再生を活性化し、免疫力向上の効果が期待できるといわれています。
オーストリア・ウィーン大学の研究チームが週2回以上サウナに入るグループと、サウナに全く入らないグループの風邪の罹患率を6ヶ月間にわたって研究した論文があります。結果は、サウナに入るグループの方が50%も風邪にかかる率が低いということがわかったそうです。
引用:【サウナの科学】サウナに入る人は免疫力がアップし風邪をひきにくくなる!(ダイヤモンド・オンライン)
https://diamond.jp/articles/-/258081
3.サウナハットを選ぶ時の3ポイント
では実際にサウナハットの必要性がわかったところでサウナハット選びについて解説をしてゆきたいと思います。サウナハットは調べてみるとたくさんの種類が現在では販売されており素材も様々なものが出回っています。そこでこの章ではサウナハットを選ぶ時のポイントをご紹介します。
●機能性を考える
サウナハットは、汗を吸い上げるだけでなく、保温効果もあります。また、頭部を覆うことで、血流が良くなる効果もあります。そこで、機能性を重視して、汗をしっかりと吸い上げ、保温効果があるものを選びましょう。
●洗濯ができるかどうか
サウナハットの中には洗濯が難しい素材を使ったものがあります。使用頻度や保管方法にもよりますが、洗濯のできる/できない、乾燥の速さは購入の大きな判断軸の一つとなります。
●素材の違いがある
サウナハットには、コットン、リネンのサウナハット、ポリエステルなどの素材があります。素材によって、吸水性や速乾性、通気性が異なりますので、自分に合った素材を選びましょう。また、肌触りがよく、汗をかいても不快感が少ないものを選ぶのがおすすめです。
●ウール/フェルト素材
サウナの本場である北欧でよく着用されているのが、ウールやフェルトの素材のサウナハットです。主に羊毛などで作られています。断熱性や吸水性に優れているため、サウナでたくさん汗をかいても頭皮を快適に保ってくれます。さらに消臭や防臭の効果もあるため、サウナにはぴったりの素材といえます。ただし、ウール素材のサウナハットは洗濯機で洗えないことがほとんど。手洗いが必要なため、気軽に洗えるサウナハットを使いたい方は他の素材を選ぶほうが良いでしょう。
●リネンのサウナハット
リネンもサウナハットでよく使用されている素材です。タオル地のものは吸水性がよく、汗をかいても心地よく過ごせます。今治タオルなど品質の高い生地で作られたサウナハットを選べば、肌触りのよい、快適なつけ心地を堪能できます。ウールと違い洗濯機で丸洗いができるため、お手入れが簡単なのも魅力的。丸めて持ち運んでも生地が傷みにくく、携帯性にも優れています。ただし、ウールと違って断熱性はそれほど高くありません。断熱性を重視するのであればウール素材を、日々のお手入れのしやすさを重視するのであればコットンのサウナハットを選ぶのがおすすめです。
●タオル地のサウナハット
タオルのため吸水性が高く、今治タオルなどシンプルなデザインが多いことが特徴です。リネンとウールフェルトの中間の性質で、洗濯機が使用可・折り畳み可で機能的ですが、毛羽立ちには手入れが必要です。とはいっても、普通のタオルと同じように一般的な使い方をすればそんなに手間もかからないでしょう。お手入れ方法タオル地のサウナハットは基本的に洗濯機で洗えるため、上述のウールフェルトやリネンよりお手入れは楽と言えます。しかし、注意が必要なのは柔軟剤の使い方です。タオル地に柔軟剤を使うと吸水性を損ねるおそれがあ理ます。そのため、普段は使用せず、生地が固くなったときにのみ使用するのがおすすめです。サウナハットを洗濯ネットに入れる中性洗剤を加えて普段通り洗濯する脱水後にしっかり振って、風通しの良い場所で干す。
●化学繊維
ナイロンやポリエステルなどの化学繊維が使われており、軽量かつ頑丈で扱いやすいのが特徴です。この素材は、素材自体の断熱性は高くありませんが中綿を入れて断熱性を高めた商品もありウールフェルト素材の断熱性と同等のものもあります。断熱性、耐久性の高さ、折りたたみ、洗濯機での丸洗いが可能な機能面から新世代サウナハットとも言われています。
4.最後におふろcaféのおすすめのサウナハットをご紹介
●niko and…コラボのサウナハット
綿89% ポリエステル11%
カラー オフホワイト11, オリーブ75, ブルー80
柔らかい肌触りのパイル生地を使用したサウナハット。 被るだけで極上のサウナタイムを楽しめます。 吸水性も抜群のため、サウナ中に邪魔になることもく、家庭の洗濯機で丸洗い可能。 おふろcafe ハレニワの湯のある熊谷にちなんだオリジナルのクマ[ハレクマちゃん]のキャラクターがワンポイント。
購入はこちらより
おふろcafé ハレニワの湯 公式BASE https://www.shop-hareniwanoyu.com/items/52962362
niko and 公式 https://www.dot-st.com/nikoand/disp/item/2167306/